M&Aトピックス
PPAとは?全額のれん計上する場合との違いとM&A担当者が留意すべき点について
当社が支援する上場している買収主体の企業(以下「上場買収主体企業」といいます)において、買収価額が時価純資産を超過した額、いわゆるのれんの金額が大きくなる事があります。 上場買収主体企業は、会社業績の持続的成長が強く求められるため、のれん償却負担・減損リスクはM&Aにおける関心事の一つです。 一方で、最近では、上場する買収主体企業の監査法人より、PPA(Purchase Price Allocation)を求められ、のれん認識のみを論点ととらえていると、想定したBS・PLへの影響額について再考を求められることもあります。 今回はPPAとは何か、のれん認識と何が違うのか、PPAを踏まえて上場する買収主体企業様のM&A担当者が留意すべきは何か解説いたします。
2024/03/01