簡易ITDD
簡易ITデューデリジェンス(簡易ITDD)
M&Aにおける対象企業の潜在リスクが把握できず、M&A後に顕在化する事案が増えていることをご存じでしょうか。
事業拡大や企業成長を目指してM&Aをしたにも関わらず、想定外のリスクによって採算が合わなくなる可能性があり、その一つにITに関するリスクがあります。
当社は、デューデリジェンスフェーズからPMIに至るあらゆる段階において、簡易ITデューデリジェンス(以下、簡易ITDD)を提供しております。
簡易ITDDでは、ITおよびIT資産に関する顕在化しているものだけでなく潜在リスクも可視化し考察・評価します。
簡易ITDD(リスク可視化)

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従来のITデューデリジェンスは、ヒアリングを中心にIT環境全体の包括的なリスク評価を実施しますが、簡易ITDDではヒアリングと実データの分析を行い、セキュリティや契約、システム等の顕在化している課題と企業のIT環境の基盤を形成する“IT資産”の現状を整理し、潜在化しているリスクも併せて評価を行います。

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事前に予算と特に確認したい事項を擦り合わせ、情報提供から2~3週間程度とクイックにレポートを提供します。
また、簡易ITDDの分析結果から判明したリスクに対して、必要に応じて追加でより詳細な調査・分析も対応可能です。
M&Aによる利益の最大化と出来る限りのリスク低減に向けた事前準備として
事前にIT関連の現状を把握することを推奨します。
当社は、将来の企業運営を見据えた阻害要因・リスク要因の早期発見を行い
ITリスクや資産の追加取得などの統合コストを踏まえた検討をサポートいたします。
想定リスク例(高リスク状態の例)

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提供サービス
- 簡易ITDD
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主なターゲット
- - ハードウェア/ソフトウェア情報
- - 情報システム組織
- - IT関連契約
- - IT資産関連費用(過去)
- - IT関連運用保守費用
- - システム課題
- オプション対応
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調査範囲の拡張
- - システム構成
- - ネットワーク構成
- - IT投資要望内容(過去/未来)
- - その他個別希望等
例:システム統合に向けた具体的なシステム精査
- ※ご提供いただいた情報・データの範囲内で分析を行います。
そのため、データの量や範囲によって提示する内容が変わることがあります。
主な分析方法について
簡易ITDD-分析
- ヒアリング内容からIT運営に関する潜在リスクがないかを評価
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IT統合に向け、情報システム組織やIT関連契約、費用面に関する懸念事項に対して評価を行いリスクを可視化
- 企業が所有する"IT資産"の現状整理と分析による潜在リスクの可視化
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利用ソフトウェア分析
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- 提供情報からインストールしているソフトウェアの数、種類等を分類しソフトウェア導入の傾向や考えられる潜在的リスクを評価
- コンプライアンスリスク( 例:ライセンス違反) や管理上のリスク有無、ソフトウェアに対するガバナンスが効いているかを可視化
脆弱性分析
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- 提供情報から脆弱性があるソフトウェアを検知し一覧化
- 現在利用しているソフトウェアの脆弱性の実態と利用ソフトウェア分析と併せた情報セキュリティリスクを可視化
サービス提供の流れ

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レポートサンプル
IT統合に向け、IT資産の現状整理と併せて、リスク評価と考察を記載




当社の特長
- 実績あるエキスパートが対応
- 当社は1978年に創業し、大手電機メーカーを源流に持つリース会社としてICT機器の管理・運営を行ってきました。ITリスクの確認において、企業のIT環境の基盤を形成する“IT資産”の利用形態や運用管理、ガバナンスの機能を確認することが不可欠です。当社のIT資産管理における長年の経験と数多くの実績を活かし、対象企業のIT資産状態を正しく把握するご支援をいたします。

- M&Aのプロフェッショナルと連携
- 契約締結段階においても、当社のM&Aプロフェッショナルと連携して企業価値評価や契約書等、適切な反映をご支援いたします。
また、PMIにおけるIT資産の管理・運用に関してもお任せいただく場合、簡易ITDDの結果を踏まえ、より適切な運用をサポートいたします。

- 予算とご要望にあわせた内容を選択
- 簡易ITDDのほかオプションで必要な調査をお選びいただけます。
予算に合わせて調査範囲をお選びいただくことで、お客様に最も適した効率的なサービスをご提案いたします。
分析結果に基づき、必要に応じてさらに詳細な分析を検討・実施することも可能です。

詳しくはお問い合わせよりご相談ください。