|M&A事例|
CASE

M&Aを終えて自分の時間ができた

事業承継によるM&A

譲渡企業

会社名:株式会社イブ・コミュニケーションズ
業種 :英会話スクール運営
所在地:東京都品川区

元代表取締役社長
徳田 守 様(クロージング時年齢:66歳)

譲受企業

会社名:JAPAN革新継承株式会社

イブ・コミュニケーションズの創業の経緯を教えてください

イブ・コミュニケーションの始まりは私がマンションの一室で始めた英会話教室でした。そのうちに妻と一緒に二人三脚で運営することになり、家族的な経営ではありましたが、会社に改組もしました。

生活の糧であると共に、私自身英語や海外の方とコミュニケーションをとることがとても好きでしたし、多くの生徒さんに手頃な価格で英語に触れあい、学んでもらいたいという気持ちが強かったです。

私も妻もこの仕事が好きでしたので、週7日ほぼ毎日妻とともに頑張ってきました。

M&Aを考え始めたきっかけを教えてください

業界全体の時代の変化に対応するためというのが理由のひとつですね。例えば教室の予約は、M&Aを実施する前は教室で授業を受けた後に受付でスケジュール表を確認しながら予約をしてもらうという形でしていたんですけど、時代に対応していくには受講予約もインターネットでできるようにしていかなければならなかったりする訳じゃないですか。だけどインターネット予約とかでトラブルが起きたときに自分だけでは対応できないわけですよ。これまでは何かあっても全部自分でやってこられたんですけど、インターネット周りのこととかだとこの年代になってくると難しいですよね。

過去もインターネット関連でトラブルになったことがありましたので、やっぱりインターネットに全て任せてしまうことに不安もありました。

長く教室をやっているので生徒の方も年配の方がいらっしゃって、そういう方に対してインターネットからしか予約が取れなくなったんですとはなかなか言えなかったですね。

また、高齢の母親の住居の問題や、息子・娘もいますが、息子は大学院に進み研究者の道を歩み始めていましたし、娘も保育士として自分の道を見つけていて、親族内承継という選択肢もありませんでした。

そのような状況で時代の変化に置いて行かれずに生き残っていくにはM&Aという方法が最善でした。

M&Aについて振り返るといかがでしたか?

NECキャピタルソリューションから提案してもらっている時期に実は他の会社からも電話やダイレクトメールが色々きていました。ですが当時はNECキャピタルソリューションと専任契約で進めると決めていましたし、他のM&A業者はそんなにしっかり話を聞いたわけではないですけど強引に感じる部分があったり、あまりいい印象を持てなかったのでお断りしていました。

JAPAN革新継承の担当者の方に業務を引き継ぐ際に「これ全て自分でやっていたんですか?」と驚かれました。もともと自分ひとりで始めた仕事なので、ひとりでやるのが当然だと思っていましたが、最終的にすべて引き継いで貰えたので結果的にかなりラクになりましたね。

譲渡前には予想できなかったこともありましたが企業文化の違う会社同士な訳ですから、話し合って解決していくしかないですよね。今はもう落ち着いてJAPAN革新継承さんを信じてやっていっているみたいです。私からは内装工事や新規の開校は続けていってほしいと伝えてあります。

M&Aを終えて今のお気持ちはいかがですか?

M&Aを終えて一番良かったと思うのはやっぱり自分の時間が持てたことですね。私の母親が高齢で、田舎で一人暮らしをしていたこともあってずっと気になっていたんです。親族からも気にかけてもらっていたのですが、社長をしていた時はとにかく時間がなくて、毎日母親のことは気になってはいたものの、長くても一泊二日くらいしか時間が取れませんでした。しかし今回M&Aを終えたことでやっと時間ができて母親をこちらに引っ越しさせることができて安心しました。

同じようなタイミングで妻が入院してしまい、以前入院した時はほとんど看病もできませんでしたが、今回は時間が自由だったこともあり毎日病院に通って面倒を見ることができましたね。

自分自身働くことが好きだったので、どうしても他のところにしわ寄せがきてしまいますよね。そういう面でも自分の時間が持てて本当に良かったと思います。

これからは妻と月に一度くらい温泉に行ってゆっくりできたらいいなと思っています。

事業承継に悩まれている他のオーナー様へ一言お願いします。

これからM&Aを検討する経営者の方は、よく話を聞いてくれるアドバイザーを選んで自分の想いは全て話して理解してもらった方がいい。まだまだ現役でと思う気持ちは当然だと思いますが、人生は長く引退後に自由な時間がたくさんできます。

例えば65歳で事業承継を希望していたとしても実際に検討を始めるとなかなか決まらないこともよくあります。我々の会社も長い目で検討を始めたけれど話が進んでいくうちにうまくいかなくなったりと、クロージングに至るまで想定以上に時間がかかりました。色んな意味で早めに準備しておくのがいいと思います。

M&Aアドバイザリー担当者より

都内を中心に英会話教室を展開されているイブ・コミュニケーションズ様は教室に通われる生徒の皆様、そしてスタッフの方々をとても大切にしている企業様で、今回は更なるステップアップを目指し事業承継を決断されました。クロージングから3年経過している現在も譲受企業であるJAPAN革新継承様とお力を合わせて順調に進んでいらっしゃるようで、本件のお手伝いをさせていただけたことを心より嬉しく感じております。今後益々のご発展をお祈りしております。